遺産分配、遠くの長女と近くの次女

私の妻は一人暮らしの父(私の義父)の次女ですが、大阪で相続でお困りならば住んでいたことから毎週のように私と共に父の面倒を見に行っていました。そんな娘に対して父が泥棒呼ばわりするようになったのは認知症が原因でした。それでも遠くに住む二人姉妹の姉(長女)に頼ることも出来ず、実質的には次女である妻と私とで面倒を見る毎日でした。そんなある日、父の具合が悪くなり、自宅での生活が困難になったことからターミナルケアの施設に入院しました。その施設へも私と妻は毎週顔を出していましたが、長女は遠いからとの理由で一度も顔を出しませんでした。
そんな日々が続いて暫くすると父は他界しました。そして現れたのが長女であり、早速遺産相続、即ち分配の話になりました。父が残したものは土地と現金合わせて約1,200万円ほどでしたが、長女は50%の権利を主張しました。そこで、それまでの数年間と今後のことを考えた次女(妻)は納得がいかず、その後の法事や墓の管理を担うことを条件に60%を主張しました。私は当事者ではないので二人の話し合いを静観していましたが、最終的には長女が渋々合意しました。天国の父がこの話し合いをどう感じていたかと思うと何とも言えない遺産分配劇でした。